花椒(ホアジャオ)とは?麻辣湯の「しびれ」の正体と、山椒との違い
花椒(ホアジャオ)は、麻辣湯の「麻」=しびれる刺激のもとになるスパイスです。山椒との違い、唐辛子の辛さとの違い、しびれが苦手なときの調整のしかたを紹介します。

麻辣湯の名前にある「麻(マー)」は、**花椒(ホアジャオ)**によるしびれる刺激のことです。この記事では、花椒がどんなスパイスなのかを紹介します。
花椒(ホアジャオ)とは
花椒は、中国料理でよく使われるスパイスです。口に入れると、舌がビリビリとしびれるような刺激があります。麻婆豆腐や火鍋など、四川料理でよく使われます。
麻辣湯の名前は、「麻」と「辣」と「湯」でできています。
| 字 | 意味 | もとになるもの |
|---|---|---|
| 麻(マー) | しびれる刺激 | 花椒 |
| 辣(ラー) | ひりひりする辛さ | 唐辛子 |
| 湯(タン) | スープ | - |
つまり、麻辣湯は、しびれと辛さの2つを合わせた味の料理です。
山椒との違い
日本の山椒(さんしょう)と、花椒は、よく似ています。どちらもミカン科サンショウ属の植物の仲間で、実を使います。ただし、別の種類の植物で、香りが違います。
- 花椒:中国料理で使われる。しびれる刺激が強く、独特の香りがある
- 山椒:日本料理で使われる。うなぎの蒲焼きなどに添えられる。さわやかな香りがある
山椒の代わりに花椒を使ったり、その逆をしたりすると、香りが変わります。
しびれる刺激の正体
山椒や花椒のしびれは、サンショオールと呼ばれる成分によるものだと説明されています。唐辛子の辛さ(カプサイシン)とは、別の刺激です。
- 辣(唐辛子):熱い、痛いと感じる辛さ
- 麻(花椒):舌がじんじんしびれる刺激
この2つが同時に来ることで、麻辣湯の独特の味になります。
麻辣湯で花椒を調整するには
- お店でしびれの強さを選べるか確認する:お店によって、辛さの段階だけを選べるところと、しびれも調整できるところがあります
- 卓上の花椒で足す:七宝麻辣湯のプレスリリースでは、卓上の調味料として花椒が紹介されています。しびれを足したいときに使えます
- 黒酢で辛みをやわらげる:同じ紹介で、黒酢は、辛みがやわらぎ、さっぱりすると説明されています
しびれが苦手な人は、まず辛さを控えめにして、花椒は卓上で少しずつ足すのが安心です。くわしくは「麻辣湯の辛さ・しびれの選び方」にまとめています。
注意
花椒のしびれる刺激は、人によって感じ方が大きく違います。子どもや、刺激が苦手な人には、強すぎる場合があります。無理せず、少しずつ試してください。

